2026年6月24日水曜日

泣かなかったジャニス

6月20日が妹の誕生日でした。順番はずれだけど、この記事を誕生日に載せちゃおうかなと、思いました。思いとどまったのは、あと一つのこと:日曜日は父の日。欣也のこと特別にしたかったから、そうしたら、ジャニスの記事は、いま投稿しても、すぐ忘れられる。いや、やっぱり順番どおり来週にしよう。ということで、今日になりました。

妹ジャニス愛子の、待ちに待った記事で~す:たっぷりインジョイしてくださいね!

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ある日、学校が終わって、家に帰る時間になると、ジャニスと友だち一人が学校の門の方に来ました。友だちはとても心配そうな顔をして、妹は何も言っていません。

「どうしたの。」と聞いても何も言いません。シーソーから落ちたと、友だちは言います。でもジャニスは口を開きません。そのように家に帰りました。

家に帰ったら、父と母に「ジャニスはシーソーから落ちて、何も言わないの。」と説明しました。

「どうしたの。大丈夫?」

ジャニスは話始めました。口を開けたと思ったら、目から涙がこぼれ出ています。学校が終わってからなにの返事もしなかったのは、そのためだったみたい。声を出したら泣いてしまうと恐れていたから。相当いたかったのでっしょう。ジャニスは私の正反対。泣くことは、ほとんどない。でも、こんなにいっぱい泣いているのです。私も心配になりました。ジャニスのブラウスのえりの下を見ると、肌が突き出ています。

父はそれを見て、「これは、骨が折れている。」と言いました。病院に連れて行くことになりました。シーソーから落ちた時、鎖骨を折ってしまったのです。「時間はどのくらいかかるか分からないから、ジョイスとジューンは家で待ってて。」

どんなに待っても、帰ってこないように感じました。ジャニス、手術しなければならないのかな。ジャニス、とっても痛いだろう。ジャニス、絶対死なないよネ。「神様、ジャニスを助けて下さい!」と自分が祈っているのに気が付きました。

帰って来た!私はドアに走って行きました。

ジャニスはニコニコして、フットボール選手の様に肩が大きくなっています。

ジューンとジャニス

「ジャニス、とっても強かったよ。えらかった。」とダディーが言います。

マミーが説明しました。ギブスを作るために熱いプラスターで型を作らなければなりませんでした。それを肌に当てる前に骨を正しいかたちに引っ張らなければならないので、痛くなると言われていたのです。痛み止めの注射はあったのですが、ジャニスは、泣かないから注射なしでしてくださいと頑張ったみたい。やってみようということになりました。

ジャニスはグッと歯を食いしばり、目からは涙が流れ出ても口からは何の音は出なかったのです。

お医者さんは感心してこう言ったそうです:「骨折・ギブスの場合、普通は痛み止めの薬をを少し出すのですけれど、この娘さんは必要なさそうです。薬なしで早く治らせる方がいいでしょう。」

ギブスのために、一回り大きいサイズのブラウスを数枚買って、それを数年後も着ることができました。

意志の強いジャニス。泣くのをきらうジャニス。私のかわいい妹ジャニス。このとき、どんなにかわいく思っていたかが分かってきました。

いつもそばにいたダディー

ジャニスは、父に似たのかな。父もとてもしっかりして、感情を表す人ではありません。でも、やさしいところにビックリさせられることもありました。 子供のときにいちばん好きだったジャンパーを、まだ覚えています。赤くて、暖かくて、ニットウエアのえりとそで口があって、ドナルドダックのワッペン...