ジョイスは字が読めるまえから暗記していた。幼稚園のクリスマスプログラムの時だけじゃない。もちろん、ことばを覚える年だから、ある程度、あの挨拶のように、音の丸暗記だけかもしれない。
さと子は起きて、みんなのいる部屋に出ていった。
いま暗記している聖句を聞かせようと、さと子は一人の青年の前に行き、「受けるよりは与える方が幸いです。」と大きな声で言ったそうです。
もちろん、ビックリした青年に何か甘いものが「与えられ」ました。わあい!「アリガトウ!」
となりに座っている人にも、そのとなりに座っている人にも、聖句を言ってみて、お菓子をいっぱいもらったそうです。